このページは、左官工事(モルタル施工)に関した内容を記載いたします。
現場の状況・気候など条件によって変わりますが、ご参考になれば幸いです。
現場の状況・気候など条件によって変わりますが、ご参考になれば幸いです。
モルタル補修した部分が接着不良をおこした。 |
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躯体の清掃不足が原因と思われます。(レイタンス・剥離剤・ちり・ほこりなど) ワイヤーブラシ又は高圧洗浄などで躯体の清掃を行っていただくと良いと思われます。 |
厚付けによるダレ・ズレが起こった。 |
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標準的な塗り圧は1回に6〜7mmを限度とし下ゴスリを行って下さい。 |
亀こう状のクラックまた窓廻り、階段廻りにひび割れが生じた。 |
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通風や日光によるドライアウト(急激な乾燥収縮)が原因と思われます。シートを張って通風や日光を防ぎ散水養生を施すと良いと思います。 |
上塗りと下塗りの界面から浮き、ひび割れが生じた。 |
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下塗りにくし目を入れ。上塗り前に水打ちを行っていただくと良いと思われます。 |
仕上がりがむらになった。 |
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上塗り厚が一定でないのが原因。仕上げ厚を一定にする様、下塗りの時に調整が必要と思われます。 |
ALC板施工でしまりが早すぎる。 |
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下地の吸水調整不足が原因と思われます。吸水調整剤を基準希釈液で塗布。又は充分な水打ちが必要と思われます。 |
寒気に亀裂が出る。壁面が凍っている。 |
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低温の為硬化不良が原因と思われます。気温が5℃以下の場合は施工を中止するか、5℃以上に暖かくしてから施工して下さい。 |
ALC板施工でALC板が動き大きく直線的に割れが生じた。 |
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ALC板のジョイント処理及び目地処理を行って下さい。 |
軽量コンクリートに施工して、浮き、割れが生じた。 |
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軽量コンクリートは吸水が多いのでモルタルに吸水調整剤を混入するか、下地に充分な水打ちを施すのが良いと思われます。 |
補修部分の強度が出ない。 |
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ドライアウトが原因と思われます。下地に十分な水打ち又は吸水調整剤の塗布、仕上げ面に散水養生を施すのが良いと思われます。 |